単科専攻ゼミ
Seminar
外国語としての日本語を教える教師にとって、教育活動の日常における悩みは少なくありません。その悩みは様々ですが、以下のいくつかに分類することができるでしょう。
- 教えようとする日本語に関する知識や言語分析力の不足に関するもの
- 日本語をどのように教えたらよいかという外国語教授法に関するもの
- 言語教育を支える教養の不足に関するもの
- 学習者のモチベーション開発や維持に関するもの
- 教材や教室等の教育環境に関するもの
- 教師としての労働環境・条件に関するもの
- その他
この「単科専攻ゼミ」は上記のそれぞれの、さらにポイントを絞った研修システムです。英国国際教育研究所が30年を超える教員養成課程で培った教員養成の経験をもとに、すでに日本語教師として活躍する皆さんや大学等で日本語教育について学ぶ学生の皆さんを対象とし、それぞれ短期・単科のゼミとして開講します。
日本語を教える教師のための日本語分析の視点Ⅰ〈文法〉
(Zoomを使用したオンラインコースです。)
- 開講日
- 日程A 2021年6月25-7月23日/全5講
- 日程B 2021年8月6日-9月3日/全5講
- ※日程Aと日程Bの講義内容は同じです。
- 時間
- 毎週金曜日
- 英国 11.00-12.30
- 日本 19.00-20.30
- ※英国、日本以外の国からも参加していただけます。
- 講師
- 図師照幸(英国国際教育研究所所長)
- 講義内容
- 第1講 小さい犬/大きいゴキブリ
- 第2講 動詞の意味を完成させる必須成分
- 第3講 発話者に支配されるコ・ソ・ア
- 第4講 I am the coffee.
- 第5講 ブタを5キロください/5キロのブタをください
- 受講料(全5講)
- 英国120ポンド/日本18,000円
※テーマは変更になる場合があります。
過去に開講された単科専攻ゼミ
❖ 応用言語学の理論と実際
❖ 応用言語学と言語教育
❖ 認知言語学の理論と実践
❖ 社会言語学の理論と実践
❖ 脳科学の理論と実際
❖ 脳科学と言語教育
❖ 言葉に興味関心がある人のための言語教育学
❖ 日本語教師のための言語理論シリーズ: 言語習得 言葉と脳のメカニズム
❖ 日本語教師のための言語理論シリーズ: 音声 自然な発音の日本語
❖ 英語話者の日本語発音矯正法
❖ 日本語の文法
❖ 日本語の分析:順接の論
❖ 日本語教科書の文法分析
❖ 日英語対照研究
❖ 日本文化論
❖ 絵教材開発法
❖ 教材開発法
❖ 副教材の作り方と使い方
❖ コミュニケーションのための日本語教育 学習活動開発ワークショップⅠ・Ⅱ
❖ 英語を使って教える日本語教授法
❖ 日本語教師のための英語Ⅰ・Ⅱ
❖ 指導項目のポイントを押さえた導入
❖ 使える日本語活動例
❖ ロールプレイの考え方と活動例
❖ シミュレーションの考え方と活動例
その他