漫画・アニメを通して高まる日本への関心

London MCM Expo 16

London MCM(Movie Comic Media)Expoとは、漫画やアニメの愛好者によるイベントで、毎年2回ロンドンで開かれています。2日間にわたり開催され、入場者数は約3万人。ロンドン市内はもとよりイギリス国内から愛好者が集まります。
今回は10月24日(土)・25日(日)に、ロンドン東部にあるCanning Town Excelで開催されました。ちなみにここは先に行われたG8の会場にもなったところです。
会場では、漫画やアニメのキャラクターグッズの展示や、和太鼓の演奏、パラパラ、コスプレショー、映画「スタートレック」シリーズに出演した俳優とのサイン会等が行われました。また、日本関連のものの展示・販売ブース、日本文化を体験できるコーナー(日本語レッスン、折り紙、囲碁他)もあり、漫画やアニメ、日本の文化に関心を持つ多くの人たちで賑わっていました。

日本語レッスン・日本文化紹介(折り紙)

英国国際教育研究所は両日とも参加し、日本語レッスンと日本文化紹介(折り紙)を行いました。同研究所の大学院日本語教育学研究科の学生が中心となり、準備および実施をいたしました。
当研究所のコーナーには、子どもから大人まで多数の方が参加されました。大変好評で参加待ちの状態が度々続きました。
日本語レッスンは、日本語の文字表記を中心に構成された15分間のショート・レッスンでした。受講者は、自分の名前を書けるようになったり、アニメのキャラクターの名前を読めるようになったりと、達成感を味わっていました。また、日本文化紹介(折り紙)では、ポケットモンスターのピカチュウや宮崎駿監督のトトロなど人気キャラクターの折り紙が紹介されましたが、参加者は、折り方の説明を熱心に聞き、折り紙に取り組んでいました。

日本語レッスンの様子



クリックすると拡大します。

案内資料

大学院日本語教育学研究科の学生が作成しました。