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本田真理子 [CERTIFICATE 課程 昼間コース卒]
アーカンソー州立大学外国語学部/アメリカ
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私は現在University of Arkansas (Arkansas, U.S.A)で大学院生として学びながらTeaching Assistantとして学部レベルで日本語を教えています。1週間に6時間(50mins×6)Elementary JapaneseとIntermediate Japanese(3時間ずつ)を教え始めて現在第2セメスターの最中です。両クラスとも学生は約15人、Elementaryの方はほとんどがfreshmanでIntermediateの方はsophomoreまたはjuniorです。
アメリカ南部という極めて保守的な土地柄、日本語を選ぶような学生は"選ばれた学生"と呼べるほど異文化理解に積極的ですばらしい性格の持ち主ばかりです。また、主流の外国語であるスペイン語を取らず敢えて未知の言語、日本語に挑戦している学生たちですからまじめで取り組み方も良く着々と実力をつけてきています。去年の秋まで日本語を知らなかったElementaryレベルの学生が、先日、片言の日本語で「せんせい、きのう、てんぷらをたべました。おいしかったです」と授業の前に報告してくれたときは、本当に感動しました。Japanese for Busy Peopleをテキストに、主に読み書き、文法練習を行う典型的な"単位を取るため""試験のため"のクラスですが、いつの間にか少しずつ会話の方も上達しているというかなり理想的なプロセスを辿っています。高校時代まで日本語に興味はあったけれど機会に恵まれなかったという学生たちですから、現在の大学での日本語が面白くて仕方ないといった感じで、こちらが出すものを全て吸収していってくれます。
私はこの夏、自分の大学院のコースを修了して日本に帰るのでこのセメスターでこれらの日本語のクラスともお別れですが、去り難く思うほど1年間エンジョイしてきました。
こんなに楽しく教えられたのも、日本語、その教授法を研究所でみっちりと学んだからだと思います。そこで得た知識や経験が自信となり教える喜びをより大きいものにしていることを実感しています。研究所での恩師に言われた「生徒を信じること」「いつも笑顔でいられるよう心身ともに余裕を持ち続けること」という言葉を胸に、残された日々を悔いのないよう楽しみたいと思います。
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上村香織[CERTIFICATE 課程 通信教育コース卒]
Diploma Universitario per traduttori e Interpreti in Lingua Orientali, Universita Ca'Foscari di Venezia/イタリア
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ここイタリアはヴェネチア大学日本語通訳養成講座で教えはじめてやっと4ヶ月。イタリア語もままならない私は、年齢の近い、あるいは私より年上の学生と一緒でとまどったりもしましたが、クラスが小人数であることと、イタリア人のあのオープンな性格のおかげで、毎日みんなで仲良く授業をしています。
このコースはまだ今年で2年目で、卒業生を1人も出していません。カリキュラムとしては、読み・書きだけではなく、聞く・話すをも中心とした小人数のコースで、1年生が大体20人ぐらいです。翻訳法が主流のイタリアの大学では、このコースはイタリア初の試みと言ってもよいそうです。
自分の経験のなさや語学力のなさからのプレッシャーと、まだ新しいコースのためテープや教材がまったくなく、毎日教材やらワークシートを自分で作らなければならなかったりと大変な毎日ですが、反面、好きなことを自由にさせてくれるカリキュラムで、毎回思い切った試みもできるのが、何よりも楽しいです。まだまだ試行錯誤の毎日で、うまくいかない時もありますが、他の先生方からのアドバイスや学生の反応を敏感にキャッチして、おもしろく、かつ効果ある授業をするように毎日心がけています。
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加藤博子 [CERTIFICATE 課程 通信教育コース卒]
Mitsubishi Electric/イギリス
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現在、Aレベル受験生の家庭教師、次いで、日本企業でのビギナークラスを担当し、悪戦苦闘を続けております。
Aレベル教授は、多分に受験の傾向と対策的要素をもち、週一回一時間の授業で、8ヶ月後の試験に備えるには、一分一秒たりとも非常に大切です。社会人のクラスでは、学習者が多忙なため欠席する場合も多い一方、全員がある程度しっかり理解して進むという授業を要求され、新米の私には、毎回の授業構成に非常な工夫が必要です。多忙な中、未知の外国語を学ぼうとする社会人の方たちの熱意の前では、たとえビギナークラスとはいえ、毎回、私の日本語力、英語力、教師としての力量の総動員です。
現場は厳しい、それが私の印象です。授業を反省するたびに、実習期間中の先生の厳しい言葉が甦り、ご指導に感謝しております。100人の学習者がいれば、100のニーズがありますが、どの場合も、学習者の前に教師の一言一言、授業の仕方が、学習者の理解を方向付ける、そして何よりも楽しい授業、学習者の意欲を引き出す授業をすることが大切だということを、研究所で学ばせていただいたと思います。同時に、教える喜び、教えることでまた学ぶ喜びを経験でき、本当にうれしく思います。
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田中三代子 [CERTIFICATE 課程 通信教育コース卒]
Telford College of Arts & Technology/イギリス
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2003年8月におかげさまで何とか教育実習を終え、「さて、これからどうしよう…?」と考えあぐねていたところ、9月から幸運にも地元のテルフォード・カレッジで成人コースのレベル1・レベル2の2クラスを担当することになりました。
延延と続いた通信教育の課題提出も、記録的な暑さの中、睡眠と食事を取る時間を惜しんで取り組んだあの教育実習も、私にとってはかなり高いハードルでしたが、今にして思えば、「教わる立場」の何と居心地の良かったことでしょう。
実際に仕事として学習者の前に立つのは、当然のことでしたが、本当に責任の重い、厳しいことです。
実習以上にたいへんなこと、実習では予想できなかったことなどが次々出てきて、その対応に追われているというのが、正直なところです。
幸いなことに、熱心な学習者に恵まれ、笑いの絶えない和やかな時間を過ごすことができ、そんな苦労(?)は吹き飛んでしまいますが。
そして、大山先生の「項目分析は充分ですか?」、布施先生の「発話のコントロールを!」、志摩先生の「学習者にとって親切な授業とは?」などなどのアドバイスが私の大きな支えであることは言うまでもありません。
日本語というマイナーな言語を学ぼうと、クラスに来てくれる学習者の皆さんが、少しでも、「日本語って面白い。」「日本語を習って良かった。」と感じてくれるよう、これからも、多いに励んでいきます。
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山本もと子 [CERTIFICATE 課程 夏期集中コース卒]
信州大学/日本
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母校で日本語を教えています。教育の素晴らしさを感じさせられる毎日です。
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古賀美恵子 [CERTIFICATE 課程 夏期集中コース卒]
East Berkshire College/イギリス
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私は今、イーストバークシャーカレッジで日本語を教えています。生徒は9人で皆とても勉強熱心なので、私もとても教え甲斐を感じています。教授法はダイレクト・メソッドを使っており、研究所での教育実習がとても役に立っています。特に、教育実習時に一緒に頑張ったクラスメートのいろいろなアイディアが、状況設定をするときや例をあげて絵を描いたりするときなどに思い出されます。
授業を始めた初期の頃は、つい授業に熱中して、教えている私の発話が増えてしまうこともありました。そんな時思いだされたのが、ある講師の先生の「状況説明をするときは、簡潔な説明で、長々と言葉で説明しなくてもわかる方法を考えること。先生がしゃべりすぎるのは、言語依存のしすぎである」という言葉でした。最近では少し慣れたものの、今でも時折頭の中でこの言葉を繰り返すことがあります。また、「生徒の頭を受け身の状態から能動的にする、つまり、生徒が話したいという気持ちに導いていくようにすることが大切だ」という言葉も非常に役に立っています。授業はすべて自分で構成していますが、授業までの資料準備の際に常に頭においている言葉です。
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