日本語教育における教授法や学習過程における言語習得等について、実際に教えながらその研究テーマについて調査・研究を行うためのプログラムです。すでにPostgraduate CertificateやPostgraduate Diploma、あるいは MA (Master of Arts. 修士号) を取得し、さらに英国・ロンドンにて教育実践の経験を積もうと考えている方や現場における調査研究を望む方に適しています。また、大学等で日本語教育を専攻し、実践の経験不足を感じている方や既に日本語教師として活躍している方で、キャリア・アップを望む方にも有益です。



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英国ロンドン市内・近郊のパブリック・スクール(名門私立校)の小・中・高校生を対象とした日本語の授業と日本語教授法に関する研究ゼミによって構成されます。研究の成果はプレゼンテーション(口頭発表)と論文(実践報告)とによってまとめます。

日本語教育・教師研究員制度
研究ゼミ指導教官の指導のもとに、研究計画の立案、授業や研究のアプローチやプロセスの検証を行う。
実践英国の小・中・高校生を対象として日本語を教える。
研究成果発表会研究の中間報告を口頭で発表し、助言及び講評を得る。
研究論文(実践報告)の完成臨床研究の成果を論文あるいは実践報告の形で文章化する。



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❖ 発話を引き出す工夫-どんな時学習者は自ら言葉を使おうとするのか
❖ 聞かせる授業に関する考察―入門期初級レベルにおけるリスニング・タスクの効果について
❖ 日本語授業における日本文化の位置と役割
❖ 学習者の発話量と質の研究―オノマトペを取り入れた授業からの分析
❖ 場面シラバスからみた生徒たちの反応
❖ コミュニケーション・ゲームを取り入れた教室活動
❖ 外国語としての日本語教育における媒介語の使用とその影響
❖ 楽しく効果的なペアワークの必要性と方法
❖ 効果的にコミュニケーション能力をつけるためのactivity
❖ コース終了時における学習者の記憶量について
❖ 日本で有意義な時を過ごせるようになる-世界の中の日本を見る
❖ 生徒が満足感を得る授業
❖ 日本、日本語に興味を持ってもらえる授業を考察する
❖ イギリスのセカンダリー・スクールでの日本語教育の可能性-よい授業とは
❖ 視覚教材の有効性を考える
❖ 実践で使えるフレーズのビルドアップとその徹底した発話練習
❖ 初級レベルの日本語での応用力をどう広げるか
❖ 日本って、日本語って一体どんなもの
❖ 文字指導の効果的利用
❖ レベル差への対応
❖ 学習者とのコミュニケーション
❖ 発話意欲を高める工夫-日本文化の授業への取り入れ方
❖ 楽しい授業とは-日本文化の効果的な使用
❖ 効果的な練習とは-練習のバリエーションとオーダーの研究
❖ 授業における視聴覚教材などの取り入れ方とその効果
❖ ほめることとやる気
❖ 全身反応教授法での日本語の学習効果について
❖ 視聴覚教材の効用
❖ 子どもに対する文字指導の方法
❖ 効果的な文型提示とは
❖ 言葉の導入と場面設定
❖ ドリルと教材
❖ モチベーションを高める登場人物の設定と活動
❖ リスニング能力とPre-Information
❖ 日本語学習意欲を高めるための日本文化の効果的な取り入れ方
❖ 学習者の既習言語が及ぼす影響と学習項目の確かな習得に向けた活用をさぐる
❖ 効果的な活動と満足感の得られる授業との関連について


日本語教育・教師研究員制度

開講期間(約3ヶ月間/週2回又は3回)

 2017年1月9日~3月31日

出願・入学資格:

  1. 英国国際教育研究所のPostgraduate Certificate、Postgraduate Diploma、あるいはMA (Master of Arts) のいずれかを取得しているか、取得見込みの者
  2. 大学やそれに準ずる機関において日本語教育を専攻しているか、日本語教育能力検定試験に合格している者
  3. 日本語教師として、すでに1年以上の日本語教授経験を有する者
  4. その他、上記の項目と同等の学力や経験を有するとみなすことができる者

出願書類:

  1. 願書(定型)
  2. 上記資格を証明する書類
  3. 研究計画書(定型)
  4. 誓約書(要、保証人1名)(定型)
  5. 証明写真2葉(最近3ヶ月以内)

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